HOME (Mirror) > 日本語 > PAINFUL LESION > 股関節が痛い(20歳以降) > 最近の臼蓋回転骨切り術 RAO

辻整形外科クリニック PAINFUL LESION

TSUJI ORTHOPAEDIC INSTITUTE

 寛骨臼フラグメント(回転臼蓋)の壊死が起こらないようにするため、最近では骨切りは写真のように厚めに行っています。また、2次元的なレントゲン上のCE角補正自体よりも関節後方荷重部の骨被覆も重視して、寛骨臼の荷重を受ける月状面とも呼ばれる関節軟骨部分が大腿骨頭の直上に来るように直視下で3次元的に回転しています。(これはGanz骨切り術(PAO)ではできない操作です。) 良い人工骨も開発され、自分の体から骨移植のためにとる自家骨も少なくすませることができるようになり、従来のように、正常な病気でない部分の骨を余分に削らなくてすむようになりました。また、股関節の回転する臼蓋に対して直上ではなく前後の離れた2ヶ所から進入する従来の方法と違い、生体内吸収性のスクリューを回転した寛骨臼(=臼蓋)に対して、寛骨臼の直上の最も強固に固定できる部位に使用する事にができるため、早期より従来より強固な固定を得ることができ、ベッド上安静期間が短縮でき、従来に比べて「早期リハビリ早期回復」ができるようになりました。前述した通り、術後のベッド上安静臥床期間は一般的に1〜4週間ですが、当院でのベッド上安静臥床期間は3日間と短く、手術後4日目で車イスに乗ることができます。


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